11月4〜6日、カリフォルニア州グレンヘレンで開催された『ワールドVET』に参戦してきた。
現在のカミカゼのモトクロス活動におけるメインイベントだ。
60歳になったカミカゼは、今年から +60エキスパートクラス にエントリー。60歳から69歳が対象のこのクラスの中では一番若い(笑)わけだから、ガンバルシカナイっと気合を入れ、シンガポール航空の早割格安航空券で渡米した。
↑ ロサンゼルス空港に到着してからがいつも長い。預けたIRCタイヤ(オーバーサイズ荷物)が出てくるまで延々の待ち時間。入国〜荷物受取〜税関と毎度のことながら時差ボケの心身に厳しい洗礼の数時間だ。
↑ 今回は練習日を組んで少し早めに渡米したのだが、まさかの風邪発熱で寝込んでしまい、ほぼぶっつけ本番状態に。ピットでIRCタイヤ交換。
↑ いつ来ても 何度走っても胸躍る グレンヘレン!
↑ いよいよ土曜の+60エキスパートクラス、エントリーは17台だが、+60インターミディと混走同時スタートなので結構多い。さぁ、ぶっ飛ばすか!
↑ ヒート1はチャック・サンとのバトルを制して1位。ヒート2は多重クラッシュのため1ラップでレッドフラッグ、再スタートとなり、カミカゼらしいホールショットを決めて1位。土曜は+60エキスパート総合優勝した。
↑ 風邪の絶不調がどこまで影響するかと懸念もあったが、走り出せばひたすら全開。
↑ AMA500チャンプでありデ・ナシオン優勝ライダーのレジェンド チャック・サンと。同じ年なのでかれこれ10年、毎年仲良くバトルしている。今年のチャックは2ストのTM300で、ウェア契約もFASTHOUSEになって登場だ。相変わらずMTBでトレイルライドトレーニングをしているらしい。「イダはMTBは?」「今は街乗り散歩だけ(笑)」
↑ チャックと競り合う。ワールドVETならでは、最高の瞬間。
↑ 「おー伊田さん勝ったぁ!」 カミカゼのスタート時ににサポートしてくれたシノさん(左)とミヤジさん(右)、ありがとうございました。中央は+55と+50にダブルエントリーのチャンドラー佐藤。
↑ カリフォルニア在住の辻健二郎クンが+40プロクラスに2年目の挑戦でみごと3位になった。おめでとう!トレーニングの成果が出たそうだ。辻クンと同世代の日本レジェンドにもワールドVETの魅力を広めてほしい。
↑ さぁ、いよいよ日曜の+60エキスパートを迎える。カミカゼの隣り#16の新車KTMが宿敵カナダのピート62歳。これまで20ヒートくらい闘ってきてカミカゼが勝ったのは1ヒートだけ。なんとかしてついていきたい。
↑ 日曜もインターミディクラスとの混走で37台スタート。#63チャック・サンと向うのピートが飛び出す。カミカゼはチャックのすぐ後方。
↑ 第2コーナーで早くもカミカゼとピートの一騎打ち状態に。
うりゃっ!
↑ とにかく全開! 第1コーナ手前のジャンプも昨年と違い跳びきって踏ん張ったが、結果はピートに続いて2位/2位の総合2位となった。
ウーン、世界の壁は、というかピートの壁は今年も厚かった。ピートは去年クラッシュでチャンピオンを逃したこともあり今年は例年以上の必勝体制で、かなり頻繁にグレンヘレンに走り込みに来ており攻略経験値も違う。が、やはり悔しいものは悔しい。また来年勝負だ! と大好きなBBCのブラウンエールビールを飲みながら、また1年鍛えていこうと気持ちを新たにする。
応援いただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで今年のワールドVETを無事走り終えました。
●+60エキスパートクラス 土曜 1位/1位 総合1位
日曜 2位/2位 総合2位
カミカゼはこれからもモトクロス人生を楽しみながら世界への挑戦を続けます。
『とことんやるさ』!
posted by Kamikaze130 at 17:46
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モトクロス